2024.01.12 スタッフブログ
ヒューマニティケアの紙屋先生にお越しいただきました
2020年より、桜十字病院では患者さまの自立を支援するリハビリテーション看護「ヒューマニティケア」を導入しています。
今回はその技術を学ぼうと、紙屋克子先生にお越しいただき、3名の入居者さまにモデルになっていただき、拘縮改善技術の実演を行いました。
ホットパックでお客さまの身体を温めた上で全身をエクササイズし、徐々に身体の拘縮を改善していきます。
(バランスボールを使用したエクササイズ)
拘縮のため腕が閉じてしまっていましたが(写真左)、エクササイズをしたことで腕が大きく開きました(写真右)。これでお着替えもスムーズにできます!
スタッフからは、
「身体を温めて根気よくエクササイズすることで筋膜が剥がれ、関節があんなにも柔らかくなることに感動しました。」と率直な驚きを話してくれました。
紙屋先生からの的確なアドバイスやご説明により、技術の流れや、どうしてそうするかの根拠を教えていただき、深く理解できたようです。
生活行動看護技術(NICD)は看護が必要な現場ならどのような場所でも活用することができます。
今後もその技術をスタッフに広めていくとともに、病院とホスピタルメントで連携し、技術を取り入れていく活動を継続してまいります。