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スタッフブログ
皆様こんにちは。
街路樹が少しずつ色づき始め、日増しに秋の深まりを感じる季節になりましたね。
本日の倶楽部活動は第一回【クイリングアート】。
紙をクルクル巻くだけで楽しめる立体的なペーパーアートのことを『ペーパークイリング』といいます。
『ペーパークイリング』の歴史はかなり長く所説はありますが
12世紀にフィグリーという繊細な金細工に使う金属が高価だったこと、
作るのに技術が必要だったこともあり、徐々に素材が紙に変わっていったのが起源です。
『ペーパークイリング』が本格的に普及し始めたのは16世紀ルネサンス期。
フランスやイタリアの修道女が古くなった聖書の端を切り取り、聖書の表紙や宗教画を装飾しました。
それまで上質の羊皮紙や金工細工で聖書などを装飾するのが一般的でしたが、
貧しい教会では金や銀に着色した紙を使い、本物の金工細工と見分けがつかないほど精巧な装飾を施したそうです。
その後、18世紀にはヨーロッパの貴族の間で流行して世界中に広まりました。
今回はその『ペーパークイリング』の技法を使って、花束をモチーフにしたアート作品を作っていきたいと思います。
細かく切った色紙を爪楊枝を使ってくるくると巻いて。
お花の部分は丸く巻き、形を均一に整えます。
本日はひたすら巻く作業。
さて、どんな作品になるのでしょうか。
次回もお楽しみに!