コンセプトブック
病院を母体とした
桜十字グループが提供する
安心の有料老人ホーム
ここに住む人にとって「今がいちばん」と感じていただける、
豊かで笑顔や感動に満ちた新しい暮らしをご提案いたします。
これまでに医療現場で培ってきた知識と経験のもと、病院を母体とした桜十字グループのネットワークを活かした万全なサポート体制で、ご入居者様が快適に安心してお過ごしいただけるようお手伝いいたします。 ホスピタルメントが大切にしているのは「自らの親を預けたい場所であるか」を問い続けること。 ご入居者様にとって必要なことやご要望をお聞きし、きめ細やかな新しい形のサービスでお応えします。どうぞご期待ください。
いくつになっても、楽しんで生きる。
「こんなことがしたい」、「あんなことができたらいいな」。何歳になってもやりたいことを諦めず、自分らしく生きていけると私たちは信じています。これまで歩んできた道や、大切にしてきた思いをしっかりと受け止めて、ここで暮らす皆様の「日々の願い」を叶えます。こちらでは実際にご入居されている方々の声をご紹介します。
ー 今も仕事を続けています
白倉克さん(88歳)
ホンダ技術研究所のエンジニアとして長年勤められた白倉克さん(88歳)。ホスピタルメントに入居してから、独学で製図や設計のコンピューターソフトCADを習得。部屋にWi-Fiを導入し、息子さんとやりとりしながら今も仕事を続けています。ベッドにいながら加湿器を遠隔操作できるスイッチも3Dプリンタで自作されています。
ー 亡くなった妻への手紙
酒井武男さん(101歳)
亡くなった妻へ宛てた日記を、毎日欠かさず書いている酒井武男さん(101歳)。 ご家族仲が良く、娘さんが飼い始めたばかりのプードルを連れてホスピタルメントを訪問されることも。 南向きの明るい部屋にて。朗らかなおしゃべりと笑いのセンスで、酒井さんの周りにはいつも笑顔が絶えません。自作されたカルタの読み札には“無理するな 道理のジャマだ 世の掟”。
ー 仮名文字の書道家
渡辺知子さん(95歳)
27歳で書道を初めてから、仮名文字の書道家として活躍されてきた渡辺知子さん(95歳)。 現在も展覧会を開催したり講師を勤められていて、お弟子さんからの贈り物が届きます。 5メートルほどの長い巻物に『美女と野獣』の物語をしたためた作品など、自室にて今も数多くの書を制作しています。
ー 囲碁三段の腕前
鷲田元吉さん(89歳)
元新聞記者の鷲田元吉さん(89歳)は囲碁三段の腕前。対戦相手を求めて、ホスピタルメント文京千駄木から近接のホスピタルメント本郷まで遠征することも。趣味を楽しむことが麻痺のある右手のリハビリにつながっています。
いつもとなりで、
ゆき届いた心くばりを。
毎日の小さな体調の変化も見逃さず、寄り添い続ける。ホスピタルメントでの24時間を支える看護師、介護士、理学療法士の3人に、仕事への真摯な向き合い方について聞きました。
ー 看護師
「お帰りなさい」とお迎えする場所。
医療に関わる看護師として、病院は「お大事にどうぞ」と送り出す場所であるのに対し、私たちの施設は「お帰りなさい」とお迎えする場所と考えています。ご入居の方々が安心して暮らせる環境作りを心がけ、日々仕事しています。
健康相談室には、色々な方がご相談に来られます。「爪が伸びてきたので切ってほしい」と来られた方の爪を見ると、あまり伸びていないことも。それはおそらく、「寂しい」「誰かと一緒にいたい」といった思いを抱えていらっしゃるんですね。そんな時は、爪をケアしながら「最近はどうですか」と何気ない会話をすることで、「いつも誰かが側にいてくれる」という安心感を感じていただけるようにしています。
また、病院を退院して胃ろう(胃に管を入れ栄養を摂る)の状態で入居された方が、生活の中で時々「食事をしたい」と仰っていることを介護スタッフから聞き、ご本人の望みを何とか叶えたいと、摂食訓練に取り組み、その結果、自分の口から食べられるようになったということもありました。
このように、日常生活の中での何気ない言葉や行動から、その奥にある気持ちを引き出してさしあげることが大切と考えています。あれもこれも「してはいけない」と禁止するのでなく、可能な限り、できるようにサポートしたい。その中でできることが増えて、ご本人やご家族とともに一緒に喜べることが、私たちの充実感ややりがいに繋がっています。
占部 奈巳路 うらべ なみじ
看護師。東京都生まれ。大学病院で学んだ後、介護福祉専門学校に講師として着任。地域医療を学び、地域包括病棟・回復期病棟を経て退院支援ナースに。現在はホスピタルメント板橋ときわ台の看護師長。
ー 介護士
皆様それぞれの気持ちを汲み取る。
学生時代、母がデイサービスで働いていて、利用者の方々との交流の話を聞いて「楽しそうだな」と興味を惹かれて、福祉の道に進みました。現在は介護士として、ご入居の方々の起床(着替え)、整容、食事、入浴、排泄、レクリエーション、就寝などあらゆる日常生活のシーンに対して、必要に応じて介助を行っています。
ご入居者様に気持ちよく生活を送っていただくために大切なのはやはり、それぞれの方々の気持ちを汲み取ることですね。
外気浴しながらおしゃべりしたり、コミュニケーションを取る中で、生活の感想や要望などを拾って、スタッフの間で共有するようにしています。
ご要望に合わせ、個別のレクリエーションも行います。短時間ですがドライブしたり、園芸療法士とフラワーアレンジメントをしたり。美術館に行きたいという方もいらっしゃれば、どうしてもステーキが食べたいという方も。そういうときには皆様、生き生きとされますね。普段は口数の少ない方でも、趣味の話題だと話が弾んだりするので、私自身も楽しんでいます。
一方で、歩くのが少し大変そうだとか、食事の量が減っているとか、ご入居者様の心身の状況を一番近くで確認することができるのも私たち介護士です。その目が行き届くように、職員の働き方を常に改善していくことも大切です。ご入居者様のより良い暮らしにつながるよう、スタッフ全員で連携して取り組んでいます。
市川 沙耶子 いちかわ さやこ
介護士。東京都生まれ。福祉大学を卒業後、介護士として約8年勤務。ホスピタルメント武蔵野に生活相談員として入職し、本部人事への異動を経てホスピタルメント板橋ときわ台の介護統括となる。
ー 理学療法士
楽しく体を動かす、日々のお手伝い。
私たち理学療法士は施設に常勤し、ご入居の方々が行うマシンを使った筋力トレーニング、持久力を鍛える有酸素運動、歩く練習のための平行棒など、さまざまな運動の指導やお手伝いをしています。部屋外での運動が難しいご入居者様には、お部屋に直接伺い、関節の可動域など身体の状態を見ながら、無理のない形でリハビリや動作練習などに取り組んでいます。
最も大切にしているのはやはり、皆様に楽しく運動してもらえたらということ。
体を動かしながら、「今日のご飯はこんなだった」なんて雑談したり、時には冗談も交えて笑ったりする中で、「そう言えば先日、足が少し痛むと仰っていましたが、その後どうですか?」といった会話が自然に生まれてきます。
動作がやりにくい、体がフラフラするなど、お困りの状況があると分かれば、手すりを設置したり福祉用具を導入したりするなどの対策も検討します。
車いすを使用されているご入居者様から「杖を使って自分の足で歩きたい」との希望を伺い、スタッフが付き添いながら、歩行器を使った部屋内での移動訓練から始まり、次は部屋から食堂へという具合に少しずつ取り組み、施設内を自分で歩けるようになったということもあります。
「この運動ができるようになった」「動作の回数が増えた」と笑顔でご報告いただく瞬間は本当に嬉しいですね。僕らはお手伝いしかできないので、ご本人の努力の結果だと思います。
辻 裕介 つじ ゆうすけ
理学療法士。東京都生まれ。専門学校卒業後に急性期病院で外来・入院患者様のリハビリに3年間従事。ホスピタルメント文京千駄木やホスピタルメント本郷などで約5年勤務し機能訓練指導員等を担当。
安心してお過ごしいただける
サポート体制
ホスピタルメントでは、桜十字グループが病院や在宅介護などの地域医療で培ったこれまでの経験とノウハウを活かし、グループの連携と協力のもとに「リゾートホテルにいるような居心地の良さ」と「病院にいるような安心感」をご提供します。
ー 桜十字グループならではのサポート体制
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医療法人グループの
ネットワーク病院事業からスタートした桜十字グループ。確かな技術に裏打ちされたサービスをご提供します。
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専門知識
ノウハウの共有グループの連携を活かし、知識や情報共有をする事で、スムーズな対応が可能です。
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24時間
看護師・介護士常駐看護師・介護士が24時間常駐し、日々の健康管理や夜間巡回・緊急時の対応に備えます。
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認知症ケア
介護度の上昇や重度の認知症の方も、安心して心地よく生活していただける住まいです。
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終の棲家
退院後の受け入れからお看取りまで、身体状況の変化に合わせたサポートを継続頂けます。
ー 1日をきめ細やかに支える
プロフェッショナルなスタッフ
専門分野での経験豊富なスタッフによる、リゾートホテルのようなサービスでご入居者様の毎日の暮らしをサポートします。お好きな時に運動をしたり、ご要望に応じたレクリエーションを実施するなど、ホスピタルメントでは一人一人の自由度が高い時間をお過ごしいただけます。また、ご入居者様とそのご家族様に満足いただけるよう、サービスの質を日々見直し、改善を図ることで、よりきめ細やかな対応ができるよう努めております。
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支配人
吉田 英昭 -
管理栄養士
川上夏奈子 -
介護士
牛込茅沙 -
看護師
髙山富美子 -
料理技術指導責任者
小池 肇 -
コンシェルジュ
金村雅美
ー 有料老人ホーム 1日のスケジュール例
介護付 | 住宅型 | |
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7:00 |
起床朝の支度にサポートが必要な方は、スタッフが伺います。 |
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8:30 |
朝食 栄養バランスの取れた食事は、おいしくて季節感もたっぷり。 |
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10:00 |
健康体操皆様で朝の体操を行います。 |
デイサービス(職員による送迎付)健康チェック、入浴、セラピストによるリハビリ。 |
12:00 |
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昼食食事、歯磨きのサポートが必要な方はお手伝いいたします。 |
12:30 |
昼食食事、歯磨きのサポートが必要な方はお手伝いいたします。 |
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14:00 |
レクリエーション運動系・文化系・習い事などをご用意しております。 |
レクリエーション / 個別&自主リハビリ運動系・文化系・習い事などをご用意しております。 |
15:00 |
個別リハビリ専属のセラピストによる機能訓練にご参加頂けます。 |
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16:00 | – |
お部屋へスタッフが安全に誘導します。 |
18:00 |
夕食
お食事は新たなご友人との出会いの場。 |
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19:30 |
ナイトケア食後は仲良しの方たちと集まっての歓談などをして頂けます。 |
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21:00 | 消灯
夜間も看護師が常駐し、安心してお休み頂けます。 |