皆様こんにちは。

先日【日本舞踊を楽しむ会】を開催いたしましたのでご紹介。

 

若柳尚雄里(わかやぎ なおゆり)様と若柳真鈴(わかやぎ まりん)様親子が

素敵な舞踊を披露してくださいました。

 

 

元禄時代期の花見風景を描いた『長唄　元禄花見踊』や『長唄新曲　春の寿』など、

春にちなんだ踊りを踊っていただきました。

 

 

「日本舞踊なんてあまり観れないから楽しみです」

「初めて観るから緊張しちゃいますね」

 

お客様もなかなか観る機会がなかったと仰る方が多く、この日を楽しみにされておられました。

 

 

『常磐津　屋敷娘』では若柳真鈴様がお一人で舞台に。

『屋敷娘』とは大名屋敷に奉公して雑用などをこなす若い娘のこと。

年にほんの数回しかないお休みに親元へ帰ったり、お芝居を観に行くことが彼女たちの何よりの楽しみでした。

この『常磐津　屋敷娘』はそんな『屋敷娘』たちのお休みの情景を描いた作品です。

 

 

 

 

そして、松任谷由実さんの『春よこい』。

現代の音楽に合わせて、可憐に軽やかな舞姿を魅せてくださいました。

 

 

 

 

凛としたたたずまいと、華やかな舞踊がとても美しくて。

お客様も実に真剣にご覧になられておられました。

若柳様、このたびはお越しくださいまして、誠にありがとうございました。